第301回【佐々木真】5号機ジャグとの最後の戦い(前編)【ジャグラーな人々。】
1月末をもって、ごく一部を除いた5号機が撤去されました。6号機になってもジャグラーシリーズは続いていますが、ひとまずBIGで360枚を払い出すのは最後。惜別のファイナルバトルをされた方も多いかと思います。
1月31日の最終日。私が5号機との最終戦に選んだのは、グリンピース新宿本店でした。開業33年の老舗パチスロ専門店。まだ『ジャグラー』が誕生する前のことですが、30年前にパチスロを覚えた若き日の私が通ったホールです。その新宿本店が閉店するということで、その最後の日に立ち会いたいと向かったのでした。
ちなみに今年のサムネ写真は、別日に1階入口で撮影したものです。12月のコラムでも1階にジャグラーがあると書いたように、仕事帰りの息抜きや打ち合わせで時間が空いてしまった時など、よくお邪魔させていただいていました。

30年前。まだパチスロはパチンコのオマケ的存在で、ホールの片隅にちょっとだけ置いてあるような存在でした。まだインターネットもなかった頃なので、設置店は自分の足で調べるほかありません。そんな中、グリンピースは“パチスロのデパート”という看板を掲示していたのです。あそこになら、自分の知っている好きな機種もあるかな。パチスロを覚えたてで打ちたい盛りでしたので、当然のように吸い込まれます。
当時のパチスロは、朝イチにBIGが当たっている台をいくつか用意しているモーニングサービスが全国どこのホールでもありました。このグリンピースもそうで、それを目当てに通ったのです。大学浪人生でお金もなかったですし。
そうそう思い出しました。このモーニングサービス、射幸性云々で禁止されてしまったんですが、初代『ジャグラー』登場時もまだやっているところが普通にあったんですね。しかし『ジャグラー』ですと、GOGO!ランプが光ってしまいます。
なぜモーニングサービスをするかというと、ハズレの台も回してもらえるという朝イチの集客策のためです。それに不向きだったのも、導入当初の低評価や、GOGO!ランプの豆電球を抜いてしまうことに繋がったように思えます。というか『ジャグラー』の地位向上は、モーニングの禁止によるところも大きいかもしれませんね(笑)。
ということで。私の5号機ラス打ちは、この日をもって閉店してしまう思い出の地、グリンピース新宿本店の思い出の最後の1ページと重なることとなりました。2月に入ってからも、5号機の他の機種が残っている(大半は、許可をとっているところでしょう)のを見つけたりもしていますが、あまりに“筋の通ったラスト”にできたので、触らないようにしています(笑)。
このサイトに書くのですから。最後はジャグ系でしたとも。用事を済ませての19時からでしたが、22時半まで打ちましたとも。その模様は後編にさせてくださいませ。
「佐々木真」プロフィール パチスロ歴30年の2号機世代。歴代で好きなジャグラーは、迷うところだけど『ジャグラーTM』。目下の悩みは、リプレイを1/7.3で引けないこと。 |
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