第369回【日高屋太郎】新米設定師「メガネくん」編が始まりますよ~【ジャグラーな人々。】
■モリモリサービス券は最長7月31日!■
皆さまご無沙汰しております。ラーメン大好き日高屋太郎です。
熱烈中華食堂日高屋で提供されていたモリモリサービス券の配布が、この4月で終了したのは前回お伝えした通り。ただですね、配布が終了しただけで実は使用は可能なんです。私の知る限り、有効期限は最長で7月31日まで。まだお手元にサービス券がある方は、早めにご利用ください。

それはさておき、私はいくつかのホールを管理しています。その中のひとつ「ジャンバリ会館(仮名)」が先日リニューアルオープンしました。
ジャンバリ会館はそのネーミングセンスが示す通り、グループの中ではかなり歴史あるホールです。創業当時はネオン管や電球などの装飾が店頭を飾り、床も昭和特有の油ギッシュなものでした。時代は平成へと移り、そんな「THEパチンコ屋」的な風景ともおさらばしましたが、今でも店内には昔を連想させる数々の遺産が見受けられます。

今回のリニューアルはそこまで規模の大きなものではないものの、スタッフのモチベーションを向上させるには、大きな役割を担ったでしょう。リニューアルのタイミングを機に、社員間で担当業務の変更がありました。今までパチスロの調整を行っていたベテラン社員のSさんが系列店へ異動したため、若手のエースと呼ばれているA、通称メガネくんが後釜に抜擢されました。本人もパチスロ好きであり、責任あるポジションに興奮気味です。
とはいえ、こと調整に関しての知識は完全にZEROモード。設定キーすら触ったことがありません。入門編というワケではないですが、まずはジャグラー全般を担当してもらいます。

これが20代の若手エース、メガネくん(のイメージ図)。生粋のパチスロ好きで、休日もパチスロ通い。1年のうち360日はホールにいるんじゃなかろうか。
■ジャグラーの調整をメガネくんに託す!■
ジャグラーといえども調整は単純ではありません。当日の稼働、売上、粗利、利益率などを予想し、それらを考慮して「根拠ある調整」を行う必要があります。曜日によって、日付によってもあらゆる数値が変動します。他機種との兼ね合いも発生するでしょう。大袈裟な表現ではなく、営業時間中は常にデータや客層を気にしなくてはいけません。パチスロファンとしてではなく、プロとしての仕事っぷりに注目が集まります。
私の役割は、メガネくんのサポート。座学で理論理屈を勉強してもらい、まずは数字に強くなってもらいましょう。
文系を得意とするメガネくんに理数系の知識を植え付けるのは至難の業です。実際にはシミュレーターに数字を入力すれば結論は出るのですが、それでは応用が効かない。新規作成のExcelシートに、自分で計算式を入力できるレベルまでは達してもらいたいのです。
数学の面白いところは明確な解答があるところ。「出玉率は98%くらい?」ではなく「98.20%」とかね。短期間での結果がシミュレーション通りになることは稀ですが、試行回数を増やせば増やす程、精度は高まります。現場で求められるのは「その日の結果」ではなく、月間を通しての着地点です。いかに目標数値に近づけるかが重要となるのです。
今後しばらくの間、ジャンバリ会館における「ジャグラー担当、メガネくん」の悪戦苦闘の様子をお届けします。実際のデータを用いて、現場でリアルに起こっていることをお伝えできればなぁ、と。今後の彼の活躍にご期待ください。
「日高屋太郎」プロフィール 関東某店で日々働くホール店長。複数店舗を管理し、成績を残している。ラーメンチェーン日高屋の、味だけでなく経営スタイルが好きなアラフォー。 |
※日高屋太郎さんのコラムは不定期連載です。次回お楽しみに!
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