第395回【ヘミニク】ガリぞうさん、私にとっては漫画のヒーロー【ジャグラーな人々。】
先日、ガリぞうさんの「リモートジャグオフ」に参加させて頂きまして。ガリぞうさんにゲストを加えて、ジャグラーについてあれこれ語る趣旨の動画になっております。
若かりし頃、パチスロ漫画を好んで読み漁っていた自分としては、しのけんさんガリぞうさんと言えば漫画の主人公、ヒーローみたいなもの。そんな方々と一緒に仕事が出来るというのは感慨深いものがあります。
その動画の中で、ガリさんの仰った一言が頭に残っておりまして。それは「設定6だけは別格だと思わない方が良い」というもの。
この言葉は、とても6とは思えない挙動でも粘った結果6だったというパターンを何度も味わっていないと出ない言葉で、やっぱすげー打ってるんだなって思った一言でした。
これには同意ですね。自分も、本当に6かよって台が設定6確定したことは何度もあります。しかし自分の場合は「設定6確定」ってとこがミソで、ガリさんの場合はジャグラーに関してもこれを言っているんですよね。
ジャグラーに設定6確定はありません。つまり、クソみたいな挙動のジャグラーを粘りに粘って、それを6濃厚にまで仕上げたことが何度もあるということ。でもまあ、そのくらいだったら自分も体験したことはあります。しかしガリさんのこの一言には「閉店まで打ち切っても合成確率が6に届かなかった」パターンも含まれています。
例えば9000ゲーム回して合成1/140くらいの台を「設定6」と言える場合があるということです。
通常、合成確率が6に足りてないと「6じゃなかったかもな」という疑念は拭えない。しかし確率的には、設定6であっても2回に1回は設定6より合成確率は悪くなるんです。例え勝率が95%でも、設定6より当たるかどうかは1/2でしかないんです。つまり、合成1/120を切らないと6ではないと判断していた場合、もう半分存在するハズの1/120より当たっていない6は存在しないことと同義になってしまう。
「今日はあんまりホールに6が無いな」と思っても、実際はそうではない場合は往々にしてある。設定6は別格だと思っていると、合成確率が設定6より悪い設定6の存在に気付けなくなるってしまうんです。これが「設定6だけは別格だと思わない方が良い」の持つ意味だと思います。
■設定6も確率の揺らぎからは逃れられない
実際、自分もホール来店業務などで後日設定配分を聞いたりすることもあるのですが、「マジで!? このシマ全6だったの!?!?」みたいなパターンもあったりします。
どう見てもオール4くらいにしか見えなくても、実は全6みたいなパターンも有り得る。いやホールが嘘ついてる可能性もあるにはあるけれど、「設定6だけど反応しなかった」可能性も同じようにあると思います。
パチスロは確率に支配された機械なので、設定6でも反応しないことは確率的にはあり得ます。4000ゲーム回して合成1/200、ぶどう1/6.00のマイジャグVが実は設定6なんて、全然ある。4000ゲーム回して合成1/100、ぶどう1/5.70のマイジャグVが設定2なんて、毎日存在するレベル。
大事なのは目の前の数字に踊らされず、本来の設定を見抜く眼だと思います。そのために必要なのがやはりホールの法則、癖読み、根拠なのだと思いました。それではまた次回!
「ヘミニク」プロフィール 「第2のしのけん発掘プロジェクト」というパチスロ攻略マガジンの企画に応募し、そこからパチスロプロ兼パチスロライターとなる。その経緯が示す通り、しのけん氏同様の正統派ガチプロ…ではあるが、いじられキャラという側面も!? |
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